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子どもの絵

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最近の小学生、教室、そして先生

「先生、教材費返してください。」
妻が小学校に用事があってクラスをのぞいた時に聞いた言葉だ。
この台詞を発した生徒は、授業中にも関わらず席を立ち、友達数人と教室の後ろでしゃべっていたという。
自分が授業をまじめに受けないことを棚に上げて、「教材費を返してください」とは何事か。
「教材費は、もう払ってしまったから返せません。」
これが先生の回答だ。
理屈をこねてくる子供に、ただ正論で答えているだけの先生。
引きずってでも席に座らせるなり、廊下に立たせて授業の妨害をさせないようにすべきである。
「教材費返してくれ。」とは私たち親の台詞である。
まともに授業もさせてもらえない先生。まじめに授業を受けている生徒はどうするのか。

こうなった原因はどこにあるのか?
先生は生徒をたたけば暴力教師と呼ばれ、廊下に立たせれば授業を受ける権利を妨害したと言われる。
口ばっかり達者で、根性のない生徒。

こんな子供にしたのは、誰でもない私たち親だ。特に30代から40代の親。
ニュースを見て世間の悪口をいい、マスコミの情報を鵜呑みにして、正義を見失う。
そんな親を見て育つから、子供だって頭でっかちの感情のない格好ばかり気にする人形になってしまうのだ。
しかし、うちの母が「私たち世代が子育てを間違った」と言っていた。
そう今の子供たちの親、私たちを育てた親である。
戦後の貧しい時代を少なくとも経験している彼らは、まさに高度成長時代に「物」こそ豊かさだったのである。
おいしいものを食べる。いい電化製品が欲しい。はやりの服を着たい。他人と違うことが悪とされた。
勉強も「ブランド」になり、「学歴」というものをほしがった。卵の中身は邪でも蛇でも何でも良かった。外の殻が大事なのだ。今の政治家が最たる代表者だ。
しかしそうなったのも、人間を正常でない精神状態に追いやった戦争があったからだ。

今年3月11日に東日本大震災が起き、日本人の価値観を大きく変えた。
これを機に、「物」ではなく「心」をたいせつにする人が増え、世の中がその方向に向かっていくことを願う。
そうすれば、今の子供たちも親を敬い、人の心を考えられる大人に自然と育っていくのではないだろうか。

とにかく先生には「がつん」と一発やってもらいたい。
小学生の男子なんて所詮馬鹿なのだから、相手の力が上だとわかれば、おとなしいのである。
それは女の教師でも一緒だ。
その証拠に、私の通っている剣道クラブで一番子供たちが言うことを聞く先生は強い女だ。

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